されど罪人は竜と踊る
2006年6月11日 読書
ISBN:4044289018 文庫 浅井 ラボ 角川書店 2003/01 ¥650
硬くて難しいSFを続けて読んだので、
ちょっと軟らかいファンタジーでも読もうかと思って手に取った本。
本屋の店員さんが、
「ドラゴン・錬金術・メガネ・へたれ・美形・相棒・ギャグ・シリアス」
どれかにピンと来た人にオススメ♪
と書いていたので、『へたれ』に激しくピンと来たワタクシは買わざるをえなかったのです。
まぁ、シリーズが何作も出てるので、面白いんだろうなぁと思って。
・・・おおお、角川のスニーカー文庫なんて何を読んだのが最後だろう。
主人公は咒式士(じゅしきし)のガユスとギギナ。
<錬金術師のようなものです。
彼らが交わす会話の7割くらいは、お互いをけなす罵詈雑言。
ホントに些細なきっかけで本気の殺し合いしそう。
「喧嘩するほど仲がいい」のね。なんて言おうものなら、
二人揃って光の速さで全否定しそうなくらい仲が悪い、
息ぴったりな2人組みです。
彼らの相手は、人だったり人じゃなかったりしますが、
思わず目をそらしたくなるような難しい化学反応だとか、
何度読んでも覚えられない、ながーいカタカナの化学成分だとか、
ぶいぶい飛び交っているので(しかも主に戦闘中)
ちょっと読みづらく感じる人もいるかも。
でも勢いがあって、面白かったです。
今、4巻を読み終えたところ。
2巻以降はひじょうに描写が緻密になり(主に戦闘中)、
頭の中で想像しちゃうと・・・ちょっといやんな感じですが。
<脳漿とか、よく飛び散ってます(爆)
スニーカー文庫から出てますが、朝日ソノラマでも違和感ないかも。
ただの冒険活劇ではなく、地道に生きてる人間としての心の動きとかも
しっかり描かれているので、ちょっと切なくなったりもしますよ。
ちなみに私はギギナが好きです。
ギギナ・・・つーかドラッケン族やりたいなー。
シャドウラン辺りなら上手く作れそうな気がするんですよ、咒式士。
そんな訳で、唐突にテーブルトーク熱が復活しております。
何でもいいからなんかやりたいなぁ。
第7回スニーカー大賞受賞作。俊英が描く、血と饒舌の戦記。
森羅万象を統べる究極の力、咒力。それを自在に操る咒式士二人組。ひねくれ者のガユスと非常識極まりない美貌の狂戦士ギギナは、事務所の財政難を解消すべく、いつものように役所の下請け仕事を引き受けたのだが…待っていたのは900歳になろうかという巨大竜。しかもそいつを倒したのがまずかったらしい。皇国を揺るがす大陰謀劇に強制出演となってしまった!第7回スニーカー大賞受賞作(『されど咎人は竜と踊る』を改題)にして、傍若無人のテクノマジック・ノベル誕生。
硬くて難しいSFを続けて読んだので、
ちょっと軟らかいファンタジーでも読もうかと思って手に取った本。
本屋の店員さんが、
「ドラゴン・錬金術・メガネ・へたれ・美形・相棒・ギャグ・シリアス」
どれかにピンと来た人にオススメ♪
と書いていたので、『へたれ』に激しくピンと来たワタクシは買わざるをえなかったのです。
まぁ、シリーズが何作も出てるので、面白いんだろうなぁと思って。
・・・おおお、角川のスニーカー文庫なんて何を読んだのが最後だろう。
主人公は咒式士(じゅしきし)のガユスとギギナ。
<錬金術師のようなものです。
彼らが交わす会話の7割くらいは、お互いをけなす罵詈雑言。
ホントに些細なきっかけで本気の殺し合いしそう。
「喧嘩するほど仲がいい」のね。なんて言おうものなら、
二人揃って光の速さで全否定しそうなくらい仲が悪い、
息ぴったりな2人組みです。
彼らの相手は、人だったり人じゃなかったりしますが、
思わず目をそらしたくなるような難しい化学反応だとか、
何度読んでも覚えられない、ながーいカタカナの化学成分だとか、
ぶいぶい飛び交っているので(しかも主に戦闘中)
ちょっと読みづらく感じる人もいるかも。
でも勢いがあって、面白かったです。
今、4巻を読み終えたところ。
2巻以降はひじょうに描写が緻密になり(主に戦闘中)、
頭の中で想像しちゃうと・・・ちょっといやんな感じですが。
<脳漿とか、よく飛び散ってます(爆)
スニーカー文庫から出てますが、朝日ソノラマでも違和感ないかも。
ただの冒険活劇ではなく、地道に生きてる人間としての心の動きとかも
しっかり描かれているので、ちょっと切なくなったりもしますよ。
ちなみに私はギギナが好きです。
ギギナ・・・つーかドラッケン族やりたいなー。
シャドウラン辺りなら上手く作れそうな気がするんですよ、咒式士。
そんな訳で、唐突にテーブルトーク熱が復活しております。
何でもいいからなんかやりたいなぁ。
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